2007年9月27日木曜日

付加価値を生むには?

振り返るに、ずーっと付加価値ってなにかなぁ~って考えつくした一週間でした。付加価値ってのは、近年、ますます使われるようになった言葉だと思うが、いろんな場面で使用される。付加価値を生まない業務をしているサラリーマンは、将来がなく、リストラ対象になるだけだぁ!企業として付加価値を生まない会社は、存在する意義が無い。まぁ、存在意義がない!ってのは酷ではあるが、自然に競争力を失い、廃業していく運命にあるんだと思う。
この世に存在する人間、会社、物体は、それぞれに存在理由があるから存在している。同時に、存在する故に、付加価値を創造していると思う。しかし、近年、頻繁に使われる「付加価値」とは、誰でもできるような技術、能力しか持っていないモノは、いずれ誰かに追いつかれ、抜かれ、付加価値を生めなくなる。よって、存在する価値がない!っといった流れになる。資本主義も、いよいよ末期だなぁ~って見えるが、トヨタを初めとする製造業は、ムダを省き、先端技術を創出し、この御時世でありながら、更に付加価値を生もうと努力している。
M&Aにおいて、A社+B社を考えた時に、この付加価値ってのがKeyWordになる。それが、どんな付加価値を生めるかが、目指すビジョンとなる。今週は、この付加価値を徹底的に考えた。要するに、安いコストで作り、それを、できるだけ高い値段で売ったその差額が付加価値ってことになる。それを、誰にも真似されない、追いつけない領域に到達できるのが、個々の技術力、組織力ってことになる。それ故、10年後、20年後にも存在意義のあるエクセレントカンパニーに成れるのであろう。

仮に、A社=街のパン屋さんB社=街のうどん屋さん。この2社を統合する事と仮定する。M&A的には、洋風パン屋のA社が事業拡大の為に、うどん屋B 社を友好的買収するといったサンプル。付加価値創造のベースとなる規模拡大のメリットってのも、材料購入費でコスト削減に貢献する。間接人員(オーダー受付など)は、合理化により人件費カットっという視点でコスト削減に貢献する。っと思いきや、洋風パン屋の賃金体系に合わせた事により、元B社のうどん職人の給料を上げる羽目になり、人件費でのトータルコスト削減のメリットは出なかった。付加価値失敗。今度は、より高い値段で売る為に、新メニューとして、「本場、讃岐パン」ってな商品開発をして、他社のアンパンより高い値段で売る戦略が立てられるのも付加価値を生む前段階となる。

更に、更に、付加価値を追及すると、どちらも小麦粉を購入しているから、それを北米より直接購入に切り替えよう!っと考え、国際調達担当部門を新設して購入材料費を下げる努力をしたら、コストは更に下げられるか?更には、オーブン、自動麺精製機も最近故障が目立つ。その都度、業者に支払うメンテ代も馬鹿にならない。一層の事、エンジニアを採用し、設備の保全を担当し、その技術を蓄積し、将来的には、最新温度管理のオーブン開発、厚さミクロン単位で制御できる麺製造機の開発をして設備を他飲食店に販売しても面白い。新しい核となるビジネスに発展するかも・・・って考え始めたら、ネタは尽きない。
ネタが尽きないという事は、それぞれ付加価値を生むネタを仕込む為に、それなりの投資が必要になる。各シナリオ毎に、投資vs効果ってな検証が求められ、投資回収(専門的には、IRR算出)にて、その投資が妥当か?やるべきか?判断する事になる。まるで、業務の幅、業務の深さは、蟻の巣穴状態に発展していく。さて、どうやって収束するか?
はぁ~って、頭を抱えてたら、洋風パン屋A社の大株主が、人件費の安い中国人だとかを採用したらどうか?って言ってきた。馬鹿もん!パン練りは、門外不出の核技術であり、東大農学部食品物質学科卒業の正社員にしか練らせない。それが、A社のコア(核)だから、譲れない!もう、勝手にして欲しいが、そんな事を一週間議論し、検証し、○×つけていると、だんだん見えてきた。
答えは、洋風パン屋のA社が、うどん屋B社を吸収するが、一層の事、頑固オヤジが経営するイタリア料理店C社をも吸収し、新しくXXX社ってな形で会社を興す。究極の目指すところは、ファミレスだぁ!そうと決まったら、ベンチマークは、すかいらーく?ロイヤルホスト?やっぱり、ジョナサンのポジショニングで攻めていこう!10年後には、オーダー受けから配膳まで3分、しかも、味が旨い、加えて、値段もリーゾナブル。やっぱり、若者にとっての深夜の集いの場は、ジョナサンだぁ!ってなる事を目標と設定しよう。スローガンは、「No XXX社、No Life」
今後は、この路線で進め、更に、FS(投資収益検証)を精査していこう!



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